離婚時にリースバックを受けた後、元夫名義の家を元妻の私が買い戻したいのですが、できますか？

リースバックを利用すれば、難しい手続きではなくなります。

通常、金融機関は親族間売買については難色を示します。その理由は、ご案内した通りです。
しかし、リースバックの場合は、元配偶者名義(夫婦共有含む)の家を一旦、第三者(家主)に売却しているので、買い戻す際には名義関係のハードルはなくなっています。あとは、買戻し(バイバック）される方の状況と物件次第です。

離婚時、自宅は売却に利あり。

これは仲介によって不動産会社が儲かるから勧めているのではなく、売却という選択が長い目で判断した際、最適解であろう、ということを経験則で感じているためです。実際、多くの方が「離婚した時に自宅を処分しておくべきだった。』と仰います。
離婚すると、夫婦は他人となりますが、それまで結んだ契約には何ら影響を及ぼしません。よく、住宅ローンなどの債務について連帯保証人を妻としているケースがありますが、離婚でその立場が外れるわけではありません。また、外れようとしても難しいことが多いのが現状です。それぞれが新しい配偶者を得たり、死亡によって相続関係が当初と思いもしないケースになっていることもよくあります。

買戻し時もサポートいたします。

各金融機関ごとに違う審査基準についても熟知しておりますので、将来の買戻しの際にもお力添え可能です。ご相談ください。